虫歯の進行状況と対処方法について

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しっかり歯磨きを行っていると進行しにくい

歯は主に3つの組織で構成されている

歯は主に3つの組織で構成されていて、歯の表面の外側部分を「エナメル質」と呼び、エナメル質の厚さについては、2から3ミリ程で人間の組織の中では、一番硬い組織であり半透明です。
酸に溶けやすいという弱点があります。
エナメル層の内にあるのが「象牙質」で、象牙質については歯の大部分を占めていて、黄色みがかった色をしています。
個人差はあるのですが、象牙質の色はその方の基本的な歯の白さとなります。
エナメル質よりも柔らかい組織になるため、虫歯が象牙質まで到達することで、進行が急に早くなることがあります。
象牙質に刺激が加わることにより、痛みを感じることもあります。
歯髄については、神経線維や血管などが通る組織のことで、一般的に「神経」と呼ばれていて痛みを感じるところでもあります。
象牙質への栄養補給は、炎症など刺激に対する防御の役割をしています。

歯は脱灰と再石灰化を繰り返している

虫歯の要因については、歯の表面に付いた歯垢の中に含まれているミュータンス菌などの「細菌」です。
歯垢は舌で触れることでザラザラと感じ、歯垢1ミリグラムの中になんと約10億もの細菌が住み着いていると言われています。
生まれたばかりの赤ちゃんには虫歯菌はいませんが、虫歯菌を持つ両親や身近な人とのお箸やスプーン・コップの共有などのスキンシップにより、主に唾液を介してうつります。
食事をすることにより、虫歯菌が歯に付いた食べ物の中の糖分を取り込んで、糖分を分解して、酸を作り出して作り出された酸により、歯の成分が溶け始めるのです。
このような脱灰状態が、虫歯の表れなのです。
誰でも食後に、歯磨きをしないで放置していた際は「脱灰状態」となるのですが、約40分から60分経つと、唾液の作用により酸が中和されます。
歯は「脱灰」と「再石灰化」を常に繰り返しているため、両者のバランスが取れていると虫歯にはならないのです。


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